秋です!芸術の秋、人恋しくなる秋!

「食欲の秋!」

今年はちょっと暑い日が多くて、秋の気配をなかなか感じれない気候でしたが、「秋」といえば 丹波篠山です。

 

 

秋の丹波篠山は味覚の宝庫

毎年秋、10月の連休に、丹波篠山市の中心部、篠山城跡三の丸広場で行われる 「丹波篠山味祭り」

例年沢山の人が訪れて、普段は静かな丹波篠山が車と人でごった返します。以前はそれでも、大正ロマン館あたりまで車で近づけたのですが、ここ数年は交通規制も行われるほどになり、篠山市街地に近づくことすらできなくなるくらいに賑わうようになってきました。

大正ロマン館3
大正ロマン館 posted by (C)雑廉堂

丹波篠山の秋は、たくさんの美味しい食材で彩られています。

 

丹波篠山の黒枝豆

写真:丹波篠山市観光情報Facebookページ

丹波篠山といえば、「丹波の黒豆」

黒豆といえば、お正月とかにでてくる、黒豆の甘露煮が思い起こさせる方も多いかもしれませんが、あれは完熟した丹波の黒豆をじっくりとコトコトと煮て柔らかくしたものになります。

ですが、この時期は、まだ緑色をしており丹波の黒枝豆として売られていて、旬の黒枝豆を味わおうと多くの人が買い求めに来ます。

また、国道や主要な幹線道路に限らず、ローカルな道路まで含めて、道路の脇に数多くの露天の直売所が並び、そこへ枝豆を求めてやってきた車が停まって、、という、この時期の丹波篠山市の風物詩的な風景になりました。

私はいつもその時の雰囲気や気分で買う農家さんを決めています。

写真:雑廉堂

多くは、写真にもあるように枝付きのまま束になったものが並んでいる事が多いですが、これではかさばるしあとの処理が面倒、という方には、枝から鞘をもいで袋詰にした商品もあるので、そちらを購入される方がいいでしょう。

いずれにしても、黒豆の畑の脇で、どんどんと刈られた黒枝豆が露天の店先に並んでいくのは、文字通り産地直送ですし、採れたての新鮮な枝豆を買い求めることができますので、土産物屋さんとかでも買うことはできますが、是非、畑脇にある農家さんの露天の直売所を訪れることをおすすめします。

場所によっては、黒枝豆の収穫体験を実施している農家さんもありますので、お子様連れの方にはいいかもしれませんね。

 

丹波篠山の丹波栗

写真:丹波篠山市観光情報Facebookページ

そしてもう一つの風物詩といえば、丹波栗です。時期的には黒枝豆よりも早い9月中旬ごろから販売されています。

撮影:雑廉堂

またこの時期には大正ロマン館から特産館ささやまに至る周囲一帯で焼き栗が軒先販売が並んでいて、あちこちで焼き栗の甘い香りをただよわせています。

そこで、焼いた栗をファストフード感覚で皮を剥きつつホクホクとした優しい甘さの栗を頬張りながら街を散策する人もたくさんいます。

 

丹波篠山特産・山の芋

撮影:雑廉堂

山の芋も丹波篠山の特産です。

長芋のような長い形状ではなく、丸い、ずんぐりむっくりとした形状。見た目とは裏腹の、純白できめの細やかな粘り気。

この山の芋を使った丹波篠山のご当地グルメとして、「牛とろ丼」というのがありますが、私達が普通連想する牛とろ丼とは異なって、御飯の上に牛肉のたたき 風の牛肉をのせて、甘辛い汁をかけ、その上にこの山の芋のとろろがかけられて出てきます。

甘辛い汁と牛肉とご飯を、粘っこい山の芋のとろろがそれを包み込んでくれて、優しい味わいの丼になって、意外にあっさりと食べれます。

商店
商店 posted by (C)雑廉堂

画像は古いですが、今も残る「大手食堂」の牛とろ丼が有名ですね。

ここに限らず、あちこちのお食事処やレストランで牛とろ丼がだされているので、食べ比べしてみるのもいいかもしれません。

 

丹波篠山産の松茸

撮影:雑廉堂

丹波といえば、さらにもう一つ絶対に外せないものが・・

それは、「松茸」

非常に高級な食材で有名ですが、10月に入ると一部のお店で出回ります。

画像

ただ、今年は10月に入るまで暑い日が続いていたため、先日(2019年10月5日現在)訪れたときには、その日が初収穫だったとのこと。もう少し気温が下がって雨が降れば出てくるかもしれない、と店主さんがおっしゃっておられました。(※画像は昨年のものです)

撮影:雑廉堂

また、ここではマツタケ以外にも、昨年はコウタケ(香茸)、それ以前にはクロカワ(ロウジ)なども出ていました。

 

猪肉・丹波篠山名物ぼたん鍋

まだ、季節じゃありませんが、丹波篠山といえばボタン鍋というくらい、ボタン鍋が有名ですね。

丹波篠山市内にも有名なボタン鍋やさんがありますが、一度訪れてレビューしてみたいと思います(一人4~5千円しますけどね・・)。

 

まとめ

秋から冬は、丹波篠山はまさに味覚の宝庫になります。

ただ、丹波篠山味祭りは車も人でも多く(おそらく、キャパオーバーしている)、のんびり散策して・・という趣には耐えることができないかもしれません。

そんな、のんびり丹波篠山を楽しみたい方には、もう少し時期をずらして丹波篠山に訪れてみるといいかもしれませんね。

黒枝豆は10月の後半、運が良ければ11月初旬でも手に入れる事ができますし、この終盤の頃の黒枝豆というのは、見た目も少し悪く、さやの内側の皮が固くなってしまったりして豆を吸い出すときの感触が悪いのを除けば、肝心の枝豆自身は、更に黒く色づいて、甘みもコクも増し、ある意味もう一つの黒枝豆の味に出会えるかもしれません。

周辺には歴史的な建造物も多く、見どころもたくさんあります。一度、丹波篠山の秋を感じに来てみて下さい。

 

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zaturendo

中小企業社内SE。

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