最近、社内で頻発している問題で、一部の Win7 マシンで、アプリケーションによって言語バーが表示されたり表示されなかったりする事に対する対処の覚書。
言語バーが表示されない
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
この表現は正しくないのですが、状況としては一部のアプリケーションで、言語バーが表示されたり、表示されなかったりする事象が発生しています。
再起動すると言語バーは元に戻るみたいですが、時間が経つと決まったアプリケーションで言語バーが消えてしまうとのこと1。また、入力を阻害されるのは、主にブラウザ(標準では Firefox を採用しています)での検索文字の入力時に(フォームのテキストボックスにフォーカスが入って、アクティブになった時に)、言語バーが消えるとのこと。
リモート接続で、相手のPCに繋いで見てみましたが、確かにアプリケーションによって言語バーが表示されたり消えたりする。
これまでに、完全に言語バーがタスクバーからもデスクトップからも消えてしまい、[半角/全角]
キーを押してもうんともすんとも言わぬ状態になったことはありましたが、今回のようにアプリケーションによって表示されたり消えたりする状況は初めて見ました。
対象は、主に Windows7 なのですが、これは単純に私の所属している会社では、まだ多くが Win7 機なので、実際には限定されるのかどうかは判断ができません。
状況証拠
状況証拠としては、
- Firefox がつい数日前に更新されている
とか、
- MS Office のアップデート
- Adobe Acrobat Reader CC
も直近であったみたいで、決して断定はできませんが、このあたりが一番あやしいのかもしれません。
特に IME は MS Office に密接に絡んでますし。。
付け加えて、ユーザー環境は、Active Directory でユーザーの管理権限は取り去っているので、他に何かユーザーがアプリケーションをインストールした、ということは考えにくいです。
まぁ、だいたいこういうパターンのときは、先に上げた更新されたアプリケーション側で何らかのフィックスが入るのを待ってみるのが定石だと思うのですが、さすがに日本語入力ができないと仕事にならないので、一時的な解決策として以下のように対処してもらいました。
言語バーの復元方法(一時的な対処)
一時的な対処として、CTFMON.EXE と呼ばれるテキストサービスプログラムを直接実行してみることです。
- スタートボタンをクリックし、
[ プログラムとファイルの検索 ]
に次のように、CTFMON
と入力します。
が表示されるので、クリックして実行する。
ひとまずこれだけです。
コンクルージョン
今の所、この方法で問題は回避できているみたいです。
あとは、何らかの形で問題がフィックスされて何事もなかったかのようになればいいんですけどね・・
いや、それよりも
っていうツッコミが聞こえてきそうですが・・
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このあたりの表現は、ユーザーの感触なんでなんともいえませんが・・ ↩