先日、丹波篠山市にあるお蕎麦屋さん、「夛左ヱ門 (たざえもん)」 さんに行ってきました。

 

 

夛左ヱ門 (たざえもん)

撮影:雑廉堂

夛左ヱ門 (たざえもん)丹波篠山市の市街地を少し離れた、田園地帯の集落の一角にそのお店はあります。

このお店では、店主が厳選された蕎麦をつかって、十割そばを食べさせてくれる珍しいお店の一つです。

実はこのブログでは過去にもこのお蕎麦屋さんを取り上げています。

前回の記事は、このブログを立ち上げた頃なので、2013年頃の訪問で、それが初訪問だったのですが、今回までにも実は数回このお店を訪れています。

 

相変わらずのシックで洒落たインテリア

撮影:雑廉堂

このお店の特徴は、十割そばだけではなくて店内の落ち着いたインテリアもその一つです。

食事はお蕎麦を中心とした「和」の世界なんですが、インテリアは木造の和風建築の中にアメリカンなインテリアが多数あって、少しも飽きさせません。

撮影:雑廉堂

それもそのはず、このお店は月に数回、よるに JAZZ のライブなども開催されているみたいで、お蕎麦を食べながら JAZZ を楽しむこともできるみたいです。

街の喧騒を離れて、周りを田んぼと畑に囲まれた集落の一角で、夜な夜な行われるJAZZのサウンドに酔いしれる、なんてなかなか粋じゃないか、と思いませんか?

撮影:雑廉堂

 

お蕎麦は挽きぐるみの田舎蕎麦風

メニューは、休日のメニューというのがあったので、平日はまた違うメニューも出ているのかもしれませんが、私は そば切り(大盛り)おろし蕎麦 を頂きました。

撮影:雑廉堂

メニューを注文すると、おろしわさびと塩が載ったお皿と、小皿、それと蕎麦汁が出てきます。ちなみに、このお店の盛りそば、「そば切り」にはネギは付いてきません。

小皿に少しお蕎麦をとって、塩をかけて召し上がっていただくこともできるとのこと。ここは、昔からブレずにやっておられますね。

撮影:雑廉堂

そしてやってきた蕎麦はというと、蕎麦の皮が点々と入っていて、蕎麦のでんぷんがところどころ白い星のように散らばって、手打ちで十割蕎麦やってます!
という意気込みが溢れでているお蕎麦。食べてみても、食感にすこし挽きぐるみ蕎麦によくあるざらついた感じが少しあって、素朴な田舎蕎麦の雰囲気が充分にあります。

撮影:雑廉堂

また、これはいつ来ても思うのですが、十割のわりにはそんなにボソボソとしていないところでしょうか。だいたい十割蕎麦はボソボソとしていて、お蕎麦も細々と切れていたりすることが多いのに、このお店ではそんなでもない。

蕎麦汁は、辛いだけではなく甘みもある関西風というんでしょうか、われわれには慣れ親しんだ味の汁です。また、塩で頂いても、蕎麦の風味を感じることができておいしいです。

そして、最後の蕎麦湯は、薄くもなく濃くもない、でもしっかりお蕎麦の香りととろみを感じる蕎麦湯でした。

撮影:雑廉堂

おろしそばは、辛味の強い辛味大根がなかなか効いていて、ほんとにツルリと食べきってしまいました。

大変、美味しゅうございました。

 

まとめ

前の記事でもあるように、以前はお蕎麦とジビエを使用した一品料理とかも出されていたのですが、今はお蕎麦一本でいかれているみたいです。

最初に訪れた時は、まだオープンして間もない頃で、そばを食べた後も、「長く残ってほしいな」、と思ったものですが、昨日訪問した際は土曜日ということもあったのかもしれませんが、次々とお客さんが入ってきてとても繁盛している様子が伺えました。

本当に長く続けていってくださいね。夛左ヱ門 さん。

 

蕎麦ブログを目指して

撮影:雑廉堂

そう、もともとこのブログはまだまだ情報の少ない関西のお蕎麦について書こうと思って初めたのですが、この記事を含めてまだ3本しか記事がないという、とても残念な結果になってしまっています。

関西、なかんずく、北摂、丹波にはたくさんのお蕎麦の銘店があります。できる限りたくさん紹介していきたいな、と思います。

もちろん、従来の似非技術ブログも続けていきますがね。

アクセス

夛左ヱ門 (たざえもん)

住所: 兵庫県丹波篠山市西岡屋209-3
電話番号: 079-552-3989
営業日: 平日・土日・祝祭日
営業時間: 11時30分~14時30分
定休日: 毎週火曜日・水曜日
リンク: Facebook

 


 

 
カテゴリー: 蕎麦

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